当番世話人挨拶
第40回リザーバー研究会 当番世話人
公益財団法人佐々木研究所附属杏雲堂病院
小尾俊太郎
第40回リザーバー研究会の当番世話人を仰せつかり、身に余る光栄でございます。
平成27 (2015年)年11月27日金曜日と28日土曜日の二日間にわたり、東京大学伊藤国際学術研究センター内伊藤謝恩ホールにて開催させていただくことになりました。ご参加くださる皆様に心より歓迎の意を表し、ご挨拶申し上げます。
リザーバー研究会は、昭和61年(1986年)に第1回研究会が名古屋で開催され今回で第40回を迎えました。リザーバーという医療器具で結ばれた研究者の集いです。診療科や職域の枠を超え、前向きで自由闊達な議論が交わされる中にも和やかな雰囲気を併せ持つ集いが研究会の伝統であると理解しております。
今回のテーマを”学術の探求”とさせて頂きました。リザーバーが活躍するフィールドは、多岐にわたっております。未だ解明されてないこと、技術や器具の更なる開発や改善もあるでしょう。研究会本来の目的である”学術の探求”に迫りたいと思います。リザーバーを介して、患者さんのためになれば本望です。
会場となる伊藤謝恩ホールについて一言ご案内します。伊藤国際学術研究センターは、セブン&アイ・ホールディングス名誉会長である伊藤雅俊・伸子ご夫妻が社会連携と国際交流の拠点として社会に役立つことを願い寄贈されました。”謝恩”という言葉には、「北千住の2坪のお店から世界的企業に発展できたのは、創成期に苦労を共にした母と兄、会社の成長の時々にお世話になった方々、一店舗ごとにお育て頂いた多くのお客様のお陰です」と常日頃から受けたご恩に感謝する気持ちが込められているそうです。関係各位のご協力によって、第40回のリザーバー研究会を迎えることができることに感謝いたします。
晩秋の銀杏並木に包まれた学術の殿堂で、多くの皆様にご参加をいただき、実り多い有意義な研究会となることを心より願っております。
平成25年9月吉日
第40回リザーバー研究会 当番世話人
公益財団法人佐々木研究所附属杏雲堂病院
小尾俊太郎