謹啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、2018年8月17日(金)~19日(日)に第37回日本思春期学会 総会・学術集会を、一橋大学一橋講堂(東京都千代田区)において開催致すことになり、大変光栄に存じます。
日本思春期学会はすべての思春期男女の健康を守り、健全な発達を促すために、産婦人科、小児科、泌尿器科、精神科、公衆衛生など多くの領域の医師や保健師、助産師、看護師、臨床心理士等の医療従事者、加えて小学校から大学までの教員や養護教諭、さらには教育・福祉行政に携わる方々など、非常に幅広い職種の学会員が集い、思春期に関する研究、知識の普及を図り、以って次世代の社会に寄与することを目的とする団体であります。本学会は昭和57年(1982年)に第1回学術集会として発足し、以後その時代が求めるテーマによって活動・発展し、現在では会員数4000名に至る学会となっております。
今回は「先端科学の視点をふまえた思春期学の展開-自発性をはぐくむ」をテーマとすると共に、関連する他学会との交流プログラムを新規の企画として考えております。すなわち次世代を担う思春期の世代の生徒・学生さん達に接する会員の方々に先端科学の持つ明るい将来を感じて頂き、生徒さん達自らの未来の扉を開けて欲しいと願っています。
謹白
2017年11月吉日
第37回日本思春期学会 総会・学術集会
会長 古谷 健一
(防衛医科大学校産科婦人科学講座 教授)